第11回ホワイト企業への道をともに学ぶ「京屋染物店に学ぶ 組織が変容した“あの2時間の会議”~自発的に動き、結果を出し続ける風土は、どのように醸成されたのか?~」

ホワイト企業大賞アカデミー
第11回ホワイト企業への道を共に学ぶ
「京屋染物店に学ぶ、組織が変容した“あの2時間の会議”~自発的に動き結果を出し続ける風土は、どのように醸成されたのか?~」
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4月のホワイト企業大賞アカデミーは、ゲストに第7回ホワイト企業大賞の大賞表彰企業である株式会社京屋染物店様をお招きして開催します。
京屋染物店は、城下町として繁栄していた岩手県一関に大正7年(1918年)に創業した染物店で、現社長の蜂谷悠介さんは平成22年(2010年)に32歳で4代目を継がれました。

創業100年を目前としながら、染物産業は衰退産業のひとつとなり、一関市も人口の減少が続いて消滅可能性都市に指定されるようになった2015年、社員さんのなかで行き先への不安、不満が募り、それが一気に爆発しました。怒り、涙、そして蜂谷社長から出た言葉…本音で話し合あった2時間は「変容の2時間の会議」となりました。

真の意味で同志になった京屋染物店の「変容の2時間の会議」に、委員の山田博と米澤晋也が迫ります。

<記>
■日時:2022年4月13日(水) 15:00~16:30

★登壇者ご紹介★
・蜂谷 悠介(はちや ゆうすけ)
株式会社京屋染物店 代表取締役。
1977年(昭和52年)10月8日生まれ 岩手県一関市出身
西研究所 認定MGインストラクター / ソフトパワー研究所 認定TOCジュニアインストラクター / 一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO 監事

倒産寸前だった家業(田舎の染物屋)を継ぎ、業績のV字回復を果たす。
消滅可能性都市にも指定された岩手県一関市を拠点に、フランス パリにも営業拠点を展開。ヨーロッパにも販路を広げている。
家族経営のブラック企業がリーダーシップのあり方を変えることで、社員が主体性と個性を発揮し、10年で業績6倍という成果も生み出している。

1998年東北芸術工科大学在学中に地域のグランドデザインに取り組む「やまがた宝さがし」の実行委員長を勤め、そこに住む人々の価値観からデザインすることの大切さを学ぶ。1999年在学中に起業し、Web、パッケージ、パンフレットのデザイン製作を中心に業務展開。
2001年より任意団体を立ち上げ、まちづくりに取り組む。
2002年に商店主育成するチャレンジショップを設立。2年間で5社が独立開業し、内3店舗が商店街の空き店舗に出店。
2003年より京屋染物店に正式に弟子入り。翌年、サイトを立ち上げ、日本全国、海外からの受注体制を整える。
2010年に事業継承し、染工場改築、新規設備導入。
2011年 東日本大震災以降、被災した郷土芸能団体、祭り団体への支援活動の一環として、祭り装束の復元や製作支援を行っている。
支援した団体は、岩手、宮城、福島の3県で50団体以上(2016年台風10号被災団体も含む)。
2013年より株式会社京屋染物店へ法人化 。2014年より縫製会社設立。
2014年いわて特産品コンクール「岩手県市長会会長賞」受賞
2015年「経営革新認定企業」(1回目の承認)
2015年 観光庁「世界に通用する究極のお土産」入賞
2015年 経済産業省「The Wonder 500」受賞(世界に誇れる日本の逸品500選に認定)
2015年「いわて県南エリア伝統工芸協議会」副会長
2017年「一般社団法人 世界遺産平泉・一関DMO」の設立に伴い監事就任
2017年「kintone AWARD」グランプリ受賞
2019年4月 ヨーロッパ進出
2019年6月 世界最高峰の安全基準を満たした繊維製品の証「エコテックススタンダード100」業界初の認定工場になる
2019年10月「グッドデザイン賞」受賞
2020年2月「経営革新認定企業」(2回目の承認)
2021年1月 ホワイト企業大賞「大賞」受賞
2022年3月 グッドアクションアワード入賞

・山田 博(やまだ ひろし)
株式会社森へ 創設者/プロフェッショナル・コーチ/山伏

1964年生まれ。東北大学教育学部卒業。(株)リクルートを経て、2004年プロ・コーチとして独立。 CTIジャパンにてコーチ、リーダー養成のトレーナーとして約4000人の育成に関わる。2012年(株)CTIジ ャパン代表、2014年(株)ウエイクアップの経営に参画。意識の進化による全員当事者の組織運営を目指す。2006年、森の中で自分を見つめ、感じる力を解き放つ 「森のワークショップ」をスタート。2011年、株式会社森へを設立。自分、人、森との対話を通じて、自らの原点を思い出す「森のリトリート」を全国各地の森で開催中。

書籍『森のように生きる』『森と共に、歩む日々』 関連書籍『無意識の整え方』

・米澤 晋也(よねざわ しんや)
株式会社たくらみ屋 代表取締役
一般社団法人 夢新聞協会 代表理事

1971年長野県生まれ。
株式会社たくらみ屋 代表取締役 https://takuramiya.com/
一般社団法人 夢新聞協会 代表理事 https://yumeshinbun.com/

24歳で家業の新聞販売店を継ぐも、業界が衰退期に従来のビジネスモデルがまったく通用しないという大きな問題に直面する。
その中で、自分1人の力の限界を痛感し「三人寄れば文殊の知恵」の経営を目指す。
指示命令、管理のない自律型組織「指示ゼロ経営」を開発。
指示ゼロ経営HP https://www.shijizero.jp/
普通のどこにでもある新聞店を、全国でオンリーワンの業態に変容させることに成功。現在は、社長を引退し企業などの研修活動をライフワークにしている。また並行して、キャリア教育として子どもたちに自律的に活動をする体験型ワークショップ「夢新聞」を開催。参加者はのべ1万人を超える。

著書に、リーダーが「何もしない」とうまくいく。指示ゼロ経営(内外出版)がある。株式会社たくらみ屋 代表取締役 https://takuramiya.com/

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ホワイト企業大賞企画委員会は、ホワイト企業を「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にする企業」と大きく定め、ホワイト企業大賞という表彰活動でさまざまな在り方のホワイト企業を探求しながら、ホワイト企業を目指す方々との仲間づくりをしています。このホワイト企業大賞アカデミーは、ホワイト企業への道を歩む皆様と共に学び交流し触発し合うことで、思考を整理したり新しい気づきや視点を見つける成長の場として、そして共に歩む仲間づくりの場となるよう、2021年5月から2022年4月まで12回開催予定の講座を用意しています。