【公式】企業から「名誉毀損」で訴えられるって何をしたの? vol65

vol65
ぼっち裁判に備えよう 本人訴訟の「トモ」です

■内容
まず、皆さんこれだけはご理解してください。
訴訟中にその原因や争点の内容をネット上で発信するのは良いことではありません。
なぜかというと、発信者側の一方的な主張により、争っている相手側にとって、再び名誉毀損に触れる危険性があるからです。

今の僕は何が名誉毀損に触れて、何が触れないかを理解しています。
今から話すことによって、原告・被告とも新たな「名誉毀損」に触れることは無いよう配慮をしつつ、お互いが主張する「事実」のみをお話します。

まず、名誉毀損の原因となった僕が運営責任者である「ブラック企業を見極めろ!」について。
「ブラック企業関連の資料サイト」と紹介する通り、ブラック企業に関する専門用語であったり、体験談を投稿できるなどがウリだったんです。
そのあいさつ文でも書いている通り、ブラック企業とは雇用と労働の双方の行き違いからも発生する誤解の可能性もあるので、「ブラック企業を見極めろ!」とは、「ブラック」と「ブラックではない」企業を見極める知識を持とうというのがコンセプトでした。

その中で新しく登場したのが、ブラック企業の事実を記事にしたコンテンツ。
報道や裁判など、事実として世間から知られたブラック企業の内容を特集した記事です。その後、その事実は逆にネット上ではブラック事業と言われているけども、本当いあったのかどうか「事実は確認できない」風評被害に可能性もある「噂」の企業と2つのコンテンツに分かれてたんです。

僕を訴えた企業(原告)というのは、このネットではブラック企業だと言われているけど、「事実が確認できなかった」とするコンテンツに掲載していた企業でした。

「ブラック企業を見極めろ!」に書かれている記事は、全て事実ではなく社会的評価の低下を招いただけでなく損害も出たとのことでした。

原告は記事の1つ1つ検証が行われ、訴状では記事が事実ではいことが細かく書かれていました。
原告としては記事は全て事実ではなく名誉毀損は免れないとしたんです。

一方ですね。「ブラック企業を見極めろ!」では、掲載したコンテンツはプロのライターと編集者の調査により「事実は認めれなかった」「風評被害の可能性がある」として取り上げた記事であり、「嘘の記事を書いた」とする原告の主張を否定したんです。

つまり、原告・被告ともに「記事は事実じゃない」としているので、記事内容そのものは一切争ってないんです。

原告は記事そのものが事実ではない以上、ネットで公開され損害が出ればその責任を負う義務はある。そして被害は実際にあったとしています。

被告の僕は、ネット上で原告はブラック企業であると数多く断言されている中で、唯一擁護しているスタンスであり社会的評価の低下には至らない。あと被害の実態はないとしています。

その他にも幾つか争点はありますが、それらはここでは公開はできないと判断しました。
大変申し訳ない。

あらためて、なるべく一方的な主張にならないよう配慮をして話しました。

いかがでしたでしょうか。

これらの名誉毀損のぜひをめぐって、原告弁護士に対して僕は本人訴訟で争っているというのが、今回の民事訴訟の全貌です。

報道名人

ブラック企業を見極めろ!
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